【参加レポ】対話型まちづくりシミュレーションゲームin姫路

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NPO法人主催の対話型まちづくりシミュレーションゲーム~財政出張出前講座+SIMふくおか2030~が姫路で開催され、関西自主研コミュニティとして当日スタッフをさせていただきました。

 

 

 

当日は、満席御礼。

姫路市の方も、姫路市以外の方も、たくさんの方が参加してくださいました。

 

全国での開催は80回を超え、のべ3500人以上が参加されているキラーコンテンツ「SIMふくおか2030」。

私自身初めて体感しましたが、私が感じた大人気の理由をまとめてみました。(あくまでも主観です。)

 

 

① 「対話」の本当の意味を理解できる。

SIMふくおか2030が、なぜ「対話型」まちづくりシミュレーションゲームなのか。

「対話」とは、どういう関係性、雰囲気、心理状態を意味するのか、を理解すること、これがこのゲームの一番のミソだと感じました。

 

一言で「対話」と言っても、皆様どんなイメージをお持ちでしょうか?

私は今回のゲームから、対話と会話は似て非なるもの、ということを学びました。

 

「対話」とは、対等な関係性で、立場を越えて意見を出し合うこと。

 

これは、私たち公務員が仕事をする上でなかなか難しいことではありますが、組織の中はもちろん、地域の皆様と公務員、議員の皆様と公務員、など、同じ目標のために立場を越えて対話することができたなら、組織も、地域も、今よりもっと良くなっていくのではないかと思いました。

言い方を変えると、信頼関係を構築し、相互理解の上で、地域の皆様と職員が一緒になって自分たちのまちに最適な答えを見つけていく「対話」という手法が、これからのまちづくりを考える上で、遠回りなようで近道なのではないかと思いました。

 

 

② 「ビジョン」の大切さを痛感できる。

私たち職員は、皆必ずどこかの部署に所属しており、その部署の業務を担っています。

今回のSIM2030を通して感じたのは、目の前の業務だけに盲目になってはならない、ということ。

市がどんなビジョンを目指し、そのビジョンを実現するために目の前の業務がどういう意味を担っているのか。

日常業務を遂行する上で、つい目の前の課題にばかり目が向いてしまいますが(それも大切なのですが)、俯瞰した視点を思い出す時間を持とうと思いました。

 

また仕事に限らず、グループやコミュニティ、それから自分の人生についても、同様に、「ビジョン」を明確に描く必要性を感じました。

 

 

③ 自分の認識の甘さに気づける。

SIM2030のゲームはとても熟慮された内容となっており、ゲーム後の振り返りの際に「ひっかけ」られていたことに気づきます。(今村さんとしては狙い通りですね^^)

それにより、「あぁ、確かにそこが足らなかった」「もっとこんな可能性もあった」と、反省することができるのです。

もしこの「ひっかけ」をゲームの前に知らされていたら、こんな気づきは得られなかったと思います。

誰かの言葉で知らされるのではなく、ゲームを通じて体感し、「自分で気づく」ことに意味があるのだと感じました。

自分で気づくから、自分事になる、んですね。

 

 

 

この他にも、講師である今村寛さんからたくさんの名言が飛び出しましたが、これ以上書くとネタバレになるので、ぜひこの続きは、今村さんの講座で体感してください^^

 

 

 

 

 

当日は講師の今村さんだけでなく、姫路出身姫路在住の高校生グラフィッカーMiyuさんが、グラフィックレコードでご活躍くださいました。

 

 

 

高校生のMiyuさん。

財政についての事前知識はほとんどなかったかと思いますが、要点が一目で理解できる、素晴らしいグラフィックを描いてくださいました。

Miyuさんのグラフィックのおかげで、会場が一気に華やかになりました^^

 

 

 

至らない点も多く、反省点もございましたが、前向きな参加者の皆様のおかげで素晴らしい場となりましたことを、スタッフの一人として心より御礼申し上げたいと思います。

 

今村さん、Miyuさん、ご参加いただいた皆様、

 

本当に、ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

「1人の1000歩より1000人の1歩」

 

今村さんのお言葉通り、参加者の皆様の次の1歩に繋がることを願うと同時に、私自身も、次の1歩を踏み出していきたいと思います。

 

 

 

 

何はともあれ、この日一日、めちゃくちゃ楽しかったです(笑)

 

 

 

 

 

本当に、ありがとうございました!!

 

 

 

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